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組合活動の概要
 繊維産業を取り巻く内外の諸情勢は極めて厳しく、とりわけニット産業はグローバル化の急激な進展によりかつて経験したことのない大きな構造変革の波にさらされています。

 こうした状況の中で、和歌山ニット産地が生き残っていくため、それぞれが個性豊かなエクセレント企業を目指すことが大切であり、組合はこれを支援するためメ改革と創造モをキーワードに「攻める事業40%」「守る事業30%」「育てる事業30%」のバランスで効果的に事業を推進し、21世紀に向けた活力ある新ニット産地の創造につとめています。
(主な内容)
攻める事業
(1) クリエーションの推進
(2) マーケティングの推進
(3) 異業種との交流の推進
(4) 廃棄物の再利用に関する調査研究の推進
(5) 金融及び助成制度活用の推進
守る事業
(1) 人材の確保及び労働環境の改善
(2) 組合の財産運用の効率化
育てる事業
(1) 情報ネットワーク化の推進
(2) 人材育成の推進

組合の名称 和歌山ニット商工業協同組合
郵便番号 640-8045
所在地 和歌山市ト半町36 (ボクハンチョウ)
設立年 昭和24年
組合員数 丸編ニット生地製造業 65社
  横編ニット製品(半製品を含む)製造業 6社
  丸編ニット製品製造業 11社
  計 82社
出資金額 6,225,000円
理事長名 南方 淳一
事務局長  
電話番号 073-422-0470
FAX番号 073-422-0682
E-mail info@knit-net.com
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No.1和歌山ニットの歴史
できごと
明治42年 楠本藤楠氏、和歌山市小野町でメリヤス機設置し操業開始。
吊機による裏毛メリヤス生地(肌着)生産。
大正 8年 丸編メリヤスの生産シェアにおいて、大阪を追い越して全国一位に。
昭和 4年 名草地区に初めて両面機設置。吊機、台丸機の生地は乱売化。
昭和 6年 和歌山メリヤス同盟会設立。
昭和20年 戦災で総設備台数の20%が被害を受ける。
昭和31年 ほとんどの業者が裏毛メリヤス(肌着)生産打切り。
この後、衣料品におけるニットブーム始まり、ナイロン、ビニロン 等の合繊糸が開発され、肌着から外衣への転換が促進される。
昭和56年 再びトレーナー等で裏毛ブーム到来、一時全国シェア50%を誇る。
平成 4年 リゾートニットフェア開催 RESORT KNIT FAIR '92
平成 8年 情報ネットワーク「KNIT-NET」開設。
平成 9年 インターネットデザインコンテストを開催。
平成10年 ジャパンクリエーション1999(繊維総合見本市)に出展。
平成11年 ジャパンクリエーション2000(繊維総合見本市)に出展。
平成12年 和歌山フェア2000開催。
ジャパンクリエーション2001(繊維総合見本市)に出展。
平成13年 ジャパンクリエーション2002(繊維総合見本市)に出展。
平成14年 ジャパンクリエーション2003(繊維総合見本市)に出展。
平成15年 インターテキスタイル上海に出展。
和歌山ニットコレクション開催。
ジャパンクリエーション2004(繊維総合見本市)に出展。
平成16年 インターテキスタイル上海2004に出展。
ジャパンクリエーション2005(繊維総合見本市)に出展。
平成17年 インターテキスタイル上海2005に出展
和歌山県紡績面料展示会in上海(和歌山県主催)に出展
山東省商談会(中央会主催)に参加
平成18年
和歌山県紡績面料展示会in上海(和歌山県主催)に出展
山東省商談会(中央会主催)に参加
平成19年
首都圏展示会(ニットファブリック展 DELICIOUS KNIT2008)を開催
和歌山県紡績面料展示会in上海(和歌山県主催)に出展
山東省商談会(中央会主催)に参加
JAPANフェアin広州に出展。
平成20年
首都圏展示会(ニットファブリック展 DELICIOUS KNIT2009)を開催
平成21年
首都圏展示会(ニットファブリック展 DELICIOUS KNIT2010)を開催
平成22年
首都圏展示会(ニットファブリック展 Knitselection-1st)を開催
平成23年
首都圏展示会(ニットファブリック展 Knitselection-2nd)を開催


丸編ニット生地の国内生産は和歌山がNo.1!
順位 府県名 出荷額(位百万円)
1 和歌山 29,580
2 愛  知 13,510
3 岐  阜 5,218
4 大  阪 4,528
5 福  井
4,065
資料出所:通産省工業統計(平成16年)  
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和歌山のニット産業
和歌山のニット産業は3つのカテゴリーで構成されています。

丸編
丸編 一般的には、綿の鹿ノ子、天竺、裏毛などの生機 (キバタ)を編むのに使われている。 近年では競争激化の中、多種類の糸や複雑な 編み組織によって差別化を図ってる。
・丸編ニット全国シェアNo.1。       
・長い伝統と蓄積された高度な技術力。   
・プレーンな生地からジャガード、変化編みまで幅広い対応が可能。
・多様な素材による差別化商品。 

横編
横網 主に、ポロ襟や袖等の付属類、ウールのセーターやカーディガンを編むのに使われる。
多種の柄をアパレル会社商社に企画提案し高い競争力を保持している。  
・身生地を支える高感度ニットパーツ類。  
・プレーンな生地からジャガード、変化編みまで幅広い対応が可能。
・小ロット、多品種、クイックデリバリーに積極的に対応。    

製品
製品 丸編、横編のニットベースに刺繍やプリントを加えた総合力で、婦人服、紳士服から子供服迄、また、スポーツ、カジュアルからドレッシー迄幅広い製品を生産している。 
・豊富なニットを背景とした多種多様な製品群。
・楽しさ、優しさ、華やかさといった魅力を追 求し、常に新たなニットファッションを提案。
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和歌山のニット産業

青年部会活動報告 青年部会長 森下 展行

 新年明けまして、おめでとうございます。昨年は、いろいろな変化がありました。まずは、世代交代です。和歌山のニッターの創業世代の方々が、たくさん亡くなられ世代交代されたニッターさんも多いのではないでしょうか。一方で新たに若い世代が入った会社もあります。我々の先輩方が戦後、物資のない時代から苦労して築き上げてきて今があり、そこからいかに発展させ時代の変化とともに、いかに変わっていけるかは、青年部会の皆さんの世代にかかっているのでは、ないでしょうか。
青年部会活動報告
 もう一つ、大きな変化が原料の高騰です。特に、綿糸の上昇は戦後最大の上げ幅を記録し我々の産地にも、大きな打撃を与えました。綿糸だけでなくすべての原料が、値上がりし商売もやりにくい状況です。ただ、世間の状況を考えますとデフレ状況を打破するためには、多少やむなしかとも、思われます。百貨店の売り上げも久々に全年度対比プラスになる月も出てきたようですし、そろそろ底かとも考えられます。但し、商品のグレードも同時にひきあげないとこの閉塞感は、打破できなでしょう。低価格の戦いは、きりがありません。また、アパレルの統廃合も今後増えそうな気配です。この時代を生き抜くのは容易ではありません。

 最後に生産のほうにも変化が現れはじめました。中国の生産が、納期遅れを出し始め、コストもアップしつつある現状です。一部、生産が国内回帰しつつあるのも事実です。まだまだ、実感はありませんが、産地にとっては朗報ですが、とても数量をまかなえる生産キャパが国内には、もうありません。今後和歌山は、貴重な生産スペースとして残ることを願いたいです。

 今期の活動は、下記の通りです。
 
平成22年4月20日(火) 青年部会第1回部会
「今年度事業について」
5月7日(金) 和歌山ニット商工業組合 青年部会 通常総会
青年部会員9名
懇親会
6月12日(土) 第33回和歌山県中小企業青年中央会
「今年度事業について」
8月21日(土) 青年中央会講習会・交流会
9月3日(金)から5日 九州視察旅行
旭化成 延岡 ベンベルグ工場 視察 研修会
10月16日(土) 中央会主催 「組合まつり」
12月18日(土) 忘年会と親睦ゴルフコンペ  八百亀、有田東急

 非常に先が読めない時代です。去年の大河ドラマ「龍馬伝」のごとく混乱の時代に、強い意志と希望を持ち、目標を掲げ突き進む龍馬の如くがんばりたいものです。今年も組合員の皆さんが、良い年でありますように祈念して活動報告を終わります。

新規入会のお知らせ

吉田染工 吉田 篤生
以上




青年部視察旅行レポート 阪和株式会社 北畑 隆章 

 本年度の和歌山ニット青年部事業の一環として、日本で唯一のキュプラ繊維の生産工場である旭化成ベンベルグ工場へ視察させて頂きました。
 衣料用はもとより医療用中空糸までその可能性を無限に有す技術力を認識し、そして「和歌山ニッターの発展につながるもの」を少しでも学び獲得できる事が、課題としての視察研修でした。
 宮崎空港よりバスで約2時間ほど走ると、180メートルの高さを誇る、自家発電設備の煙突が見えてきます。工場に着くと、まず広大な敷地の規模に圧倒されます。今は使用していないとのことでしたが、JRの貨物路線の線路の存在には、驚きを隠すことはできませんでした。
 そして、工場内見学の前には、展示センターで企業の歴史や事業活動(企業紹介)などを、シアター・パネル・模型・製品などで、詳しい説明を受けることになりました。私たち一行は、ここで改めて、これら素材がこれ程間迄に生活に密接しているものかと関心させられることとなります。しかし、同時に、これら素材の一端に関わっている自分たちへの大きな使命感をも得ることとなりました。
 この後、ベンベルグ工場の実地見学を行うことになります。
 ベンベルグは綿を化学的に再生したセルロース繊維で、服の裏地はもちろん、この技術力を応用した人工腎臓用の中空糸、輸血血液をろ過するウィルス除去フィルターなどの化学製品の用途にまで、幅広く及んでおります。
 ベンベルグになるまでの工程は、綿花→綿実→コットンリンター(綿花から綿を摘み取って残る綿実についている細かい綿を集めたもの)→精製リンター→再生セルロース繊維となります。
 長繊維加工の見学では、独特のアンモニアの臭気には、事前に理解していたつもりでしたが、実際に体験して、現地視察の何たるかをある意味で感じたものでもありました。今回は8名の組合員での工場見学ではありましたが、更なる見識を深めたのではないかと、今回のこの企画に少なからず自負を覚えるものでした。  キュプラといえば、「ベンベルグ」、「ベンベルグ」といえば旭化成。私たち、和歌山のニッターも、この独自性、希少性、そして、「レアー」なものづくりを確立していかなければならないと思います。
 この生地は、和歌山でしか出来ない、この編み方は和歌山のあの工場独自のものだ、和歌山へ行けばいろんな工夫を任せられる、今回の工場見学では、目指さなければならないことが何であるか、改めて再認識させられました。
 今、繊維業界は、昨今の原料高により、非常に苦しい状況であります。和歌山産地のものづくり力。ドメスティック プロダクト。決して負けるわけにはいきません。

視察旅行 視察旅行
視察旅行 視察旅行
視察旅行  
 
以上
 
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